パソコンの性能

パソコンの基本

1-4.パソコンの性能

パソコンの性能は、本体に使われているパーツによって異なります。主なものに、CPU、メモリ、ハードディスクドライブというものがあります。仕事に例えていえば、CPUは計算(仕事)の速さ、メモリはどれだけのことを同時にできるか、ハードディスクドライブは必要なものをどれだけ保管できるかという意味になります。

これら専門用語を細かく説明しようとすればするほど、さらに専門用語を使う必要がありますので、ここでは直接的な説明は割愛させて頂き、おおまかなイメージをつかんでいただこうと思います。

下の図は、「CPUを計算機とそろばん」、「メモリを机の面積」、「ハードディスクドライブを引き出しの容量」として、性能の低いパソコンと高性能なパソコンをイメージしたものです。

性能の低いパソコンのイメージ
狭い机の上で、そろばんで計算を行い、
少ない引き出しに書類を保管。

高性能なパソコンのイメージ
広い机の上で、電卓で計算を行い、
たくさんの引き出しに書類を保管。

上記右側の例では、広い机で複数の仕事を同時にでき、計算も早く、必要な書類をたくさん保管できます。イメージをつかんで頂く為の極端な比較例です)

最近のパソコンでは、(店頭で同時期に販売されているものであれば)文書作成やメール、インターネットなどといった使い方において、性能の差を感じることは無いでしょう。例えば、計算が得意な人でも不得意な人でも「1+1=」という計算なら答えを出すまでの時間に差は無いですよね。

逆に、パソコンで高度な動画編集や3Dコンピュータグラフィックスを作成するなどといった使い方をする場合は、性能の差は処理時間の差としてはっきりとわかるようになります。

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