ファイルの保存と保存場所

ファイルの管理

7-2.ファイルの保存と保存場所

ファイルの保存についての一例として、ペイントで描いたいたずら書きを「ファイルとして保存する」までの流れを順を追って説明したいと思います。まず、「すべてのプログラム」から「アクセサリ」を選び、「ペイント」を起動しましょう。このときに注意して見て頂きたいのは、タイトルバーです。ここでは、タイトルバーに「無題−ペイント」と表示されています

ペイントを起動したら、ウィンドウ内の白い枠の中でマウスをドラッグして何か適当なものを描いてください。絵を描いてもよいですし、線一本だけでも構いません。

次に、タイトルバーのすぐ下にあるメニューのうち「ファイル」をクリック、続いて、その中から「名前をつけて保存」をクリックしましょう。すると、「名前をつけて保存」というタイトルの小さなウィンドウが開きます。(ペイントのウィンドウ右上にある「閉じる」ボタンを押して、「無題への変更を保存しますか?」という画面が現れたときに、「はい」を選択しても同じ画面が現れます)


この画面では、描いたものをパソコン内部にファイルとして保存するために必要なことを選びます。必要なこととして「ファイルを保存する場所」「ファイル名」「ファイルの種類」があります。

ペイントで「名前をつけて保存」を選ぶと、「保存する場所」には、普通「マイ ピクチャ」が選択されているはずですので、今回はこのままにしましょう。

次に、「ファイル名」の項目を見てください。ファイル名は「無題」となっています。これは、先ほどタイトルバーにあったものと同じです。ファイル名には好きな名前をつけることができますので、ファイル名を全て削除して適当な名前をつけましょう。


ここではファイル名を「test」とします。ファイル名の入力が終わったら、ウィンドウ右下にある「保存」ボタンを押しましょう。
※もうひとつ「ファイルの種類」という項目がありますがこれについては後ほど説明させて頂きます。


すると、「test」というファイルがパソコン内部に保存されると同時に、タイトルバーに「test−ペイント」と表示されたと思います。

今度は、先ほど保存したファイルがどこにあるか確認します。
スタートボタンを押してメニューを開き、その中にある「マイ ピクチャ」をクリックしてください。


「マイ ピクチャ」というウィンドウが開き、その中に「test」という名前のファイルがあることが確認できますでしょうか。確認できたら、「マイ ピクチャ」と「ペイント」それぞれのウィンドウの右上にある「×」ボタンでウィンドウを閉じてください。


当サイトでの表示方法は「詳細」を採用しております。同じ表示方法にする場合には、上手のようにウィンドウ内「表示」ボタンをクリックして「詳細」をクリックして変更してください。

ファイルの保存場所
スタートボタンを押したときに現れるスタートメニューの中から、「マイ コンピュータ」をクリックしましょう。


すると、上のようなウィンドウが開くと思います。また、このときに表示されている場所にファイルを保存することができます。これまでの説明でイメージしていただくとすると、「共有ドキュメント」や「ローカルディスク(C:)」など、それぞれが各々別の「フォルダ」であるという感じです。また、この中の、「○のドキュメント(○の部分はパソコンに設定したユーザー名)」には、「マイピクチャ」や「マイミュージック」などのフォルダが入っています。

ファイルを保存するときには、「保存する場所」を指定しますが、フォルダがない場所にはファイルは保存できません。そんなときには新たにフォルダを作る必要があるのです。

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