マウス操作の基本
3-2.マウスで基本操作
3-1.マウス操作の基本用語
ポイント
ポイントとは、マウスを使ってマウスポインタを動かし、目的のものを指し示すことをいいます。通常、ポイントすると、指されたものに対しての説明が表示されます。例えば、ごみ箱のアイコンの上にマウスポインタをあわせることは「ごみ箱をポイントする」といい、このときにはごみ箱についての説明が表示されます。
クリック
クリックとは、マウスの左側のボタンを1回押すことを指します。通常、マウスが動かないように固定した状態で、右手の人差し指で操作します。クリックをすると「カチッ」と音がします。操作中にマウスが動いてしまうと、パソコンにクリックとして認識されません。
※クリックは主に何かを選ぶときに使います。
ダブルクリック
ダブルクリックとは、マウスの左側のボタンをすばやく2回続けて押すことを指します。通常、マウスが動かないように固定した状態で、右手の人差し指で操作します。ダブルクリックをすると「カチカチッ」と音がします。操作中にマウスが動いてしまうと、パソコンにダブルクリックとして認識されません。
※ダブルクリックは主に何かを始めるときに使います。
※ダブルクリックができない場合は、クリックした後にキーボードの「Enter」キーを押すことでも同様の効果が得られます。
右クリック
右クリックというのは、その名の通り、マウスの右ボタンをクリックすることです。右クリックによる動作は状況によって違いますが、Windowsの場合は右クリックをすると、そのときにマウスポインタが指している場所に関連するメニューが表示されるようになっていることがほとんどです。ただ単にクリックといえば、それはマウスの左ボタンをクリックすることをさします。
ドラッグ
マウスのボタンをクリックしたまま、マウスを移動させる操作のことをいいます。対象物(対象箇所)にマウスポインタをあわせ、クリックしたままマウスを移動させることをいいます。
ドラッグ&ドロップ
ファイルやアイコンなどの対象物にマウスポインタをあわせ、クリックしたままの状態でマウスを移動させ、別の場所でボタンを離す操作のことをいいます。対象物をつかんで移動させるときなどに使います。ドラッグの間は、押したボタンを離さないよう注意しましょう。
3-2.マウスで基本操作
ポイントとクリックの練習
まずは、デスクトップにある「ごみ箱」のアイコン(左図)をポイントしてみてください。 | |
マウスでポイントすると、アイコンの説明が表示されます。次にマウスを動かさずにクリックをして見ましょう。 | |
正しくクリックできると、「ごみ箱」の色が青く変わります。これは、クリックにより「ごみ箱」を選択したということです。 | |
選択を解除するときには、マウスポインタをデスクトップ画面の何も無い場所に移動し、クリックしてください。 |
ダブルクリックの練習
先ほど、ごみ箱をポイントしてクリックしましたが、今度はごみ箱をポイントしたまま、ダブルクリックをしてみてください。マウスを動かさないようにすばやく左側のボタンを2回連続で押すんでしたね。
見事成功すると、ディスプレイには窓のように四角い画面が表示されたはずです(下図)。これをウィンドウといいます。また、このとき同時にデスクトップ画面下部のタスクバーにも「ごみ箱」と書かれたものが表示されます。
このように窓(ウィンドウ)を表示させることを「ウィンドウを開く」と言います。窓=Windowということで、Windowsのもともとの意味でもあります。
ダブルクリックで開いたウィンドウを消すためには、ウィンドウ右上にある「×」ボタンをクリックます。ウィンドウを消すのと同時に、タスクバーにあった「ごみ箱」という表示も消えてなくなります。
右クリックの練習
いろいろな場所で右クリックをして、それぞれの場所で表示されるメニューの違いを確かめてみましょう。
デスクトップ画面の何も無いところで、右クリックをすると左のようなメニューが出ます。 ※お持ちのパソコンによっては、同じ場所でメニューを表示させても内容が異なる場合があります。 |
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ごみ箱のアイコンの上で、右クリックをすると左のようなメニューが出ます。 |
参考ですが、ダブルクリックが苦手な人には右クリックが便利です。例えば、「ごみ箱」のアイコンにマウスポインタをポイントし、右クリックをします。そして、現れたメニューから「開く」をポイントしてクリックするのです。これで、ダブルクリックしたのと同じ効果が得られます。
「ダブルクリック」=「クリック+Enterキー」=「右クリック+開くをクリック」