パソコンでの文字入力

文字入力の方法

6-1.文字入力について

はじめに、文字の入力について簡単にお話します。文字の入力とは、キーボードを使ってパソコンに「文字のキー(ボタン)を押したよ」と伝えることをいいます。入力とは広い意味では外から何らかの信号を入れること指し、例えば、文字以外にも写真のデータをパソコンに移すということも、パソコンへデータを入力しているといえます。逆にパソコン内のデータを紙に印刷したりすることを出力するといいます。

文字入力に使うキーボードには、たくさんのキー(ボタン)がついており、初めて見ると「こんなにあるの!?」と思うかもしれません。しかも、その中のキーひとつをみても、英文字やひらがな、記号、数字など複数のものが書かれています。それらの意味などについては、少しずつ説明していきます。

これらのキーについて、どのキーがどこにあるかを最初から全部覚える必要はありません。キーボード以外についても、パソコンを使っていくうちに少しずつ覚えていけばいいのです。パソコンに詳しい人も、キーボードを早く打てる人も、最初から簡単にできた訳ではありません。みんな少しずつ覚えるところから始めているのです。

ローマ字入力とかな入力
キーボードで文字を入力する方法には、「ローマ字入力」と「かな入力」があります。

ローマ入力
日本語を入力するときに「あ」なら「a」のキーを、「か」なら「k」「a」と二つのキーを押すという入力の仕方です。ひとつの文字を入力するのに、複数のキーを押す必要がありますが、覚えるキーの数は、アルファベットと同じ26文字で済みます。

かな入力
日本語を入力するときに「あ」なら「あ」のキーを、「か」なら「か」のキーを押すという入力の仕方です。ひとつのキーで1文字を入力できるのできるのですが、覚えなくてはならないキーが、ローマ字入力よりもおおくなります。


これからパソコンを始める方には、断然ローマ字入力をおすすめします。なぜなら、電子メールを送ったりするときには、必ず英文字を入力することが必要になるからです。かな入力を行う場合は結局、キーボードの英文字の部分も覚えなくてはならないのです。

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